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まひるの月を追いかけて
最近、恩田陸さんの本を連続して読んでいます。この本は正直つまらない。他の作品(Q&A、エンドゲーム、6番目の小夜子)などに比べると精彩を書いている感じがします。でもこの一節は、親が人格障害などを持っている子どもの特徴を言い得ていて、んまいなぁ…と想ったので書き留めました。

「それは彼の母親の影響なのよ。すぐに濃厚な結びつきを求めて、相手に同化したくなってしまう。彼には美点だったのに、彼は自分が母親のようになることをひどく恐れていた。同時に、彼は同化したかったんだけど、他人に同化されること―理解される事をほとんど恐怖してたわね。母親のように自分を支配されたらどうしようと思っていたんでしょう。だから、友人や恋人との関係で、どうしても不自然なところで引き返すことになる。彼の細やかさに感動して、同じものを返そうとすると、彼に突然拒絶されることになるの」
 きっと研吾は、そういうことを繰り返している自分に傷ついていたのだろう。
 彼の優しい気質は、相対する人間に愛情を注がずにいられない。けれど、その愛情自体に最初から歪みがある。彼は大変な努力をして愛情を注ぐ。しかし、報われる事を望んでいないため、結果として、愛し愛されても彼はぼろぼろになるのだ。

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[2007/09/09 19:41] | | トラックバック(0) | コメント(0)
子どもに「死」を教える
今日は保育園の園長先生に、子どもにどうやって「死」について教えれば良いか…質問をいただいたので、参考になる本の紹介です。小学校低学年でも似たような質問があると思います。

「こころのなかのおじいちゃん」モニカ・ギーダール著\1500アーニ出版核家族がふえた今、親しい人を看取るという厳粛な瞬間に立ち会えることは、滅多にありません。オラは自分のおじいちゃんから、死に近づきつつあるという実感をありのままに伝えられます。肉体は失っても、おじいちゃんの想い出はなくならないという子どもと老人のつながりを描いた本。

「さよなら、ありがとう、ぼくの友だち」河原まりこ、利岡裕子共著\1300岩崎書店自分のペットを失った事で、(仕事も手につかなくなるほど悲しむ自分はちょっと変じゃないか?)と感じたり、自分の感情を否定することがあります。大人であれ子どもであれペットロスを体験する事は、ペットを飼う以上、宿命です。悲しみは正常な反応であり、身近な人を喪失する哀しみと等しく、段階的な感情を乗り越えて心が癒しに向かう事を伝えようとする本です。

どちらも保育園児には少し量が多いのです。まず大人が読んで、噛み砕いてから補足する必要があるかもしれません。「死」を伝える事は同時に、今生きている事を伝えることに繋がります。もろくはかない命は、同時に、強く愛情に満ちた関係を作れるのだという事実を、どうか上手く伝えてください。「死」に直面すれば、恐怖や悲しみを思い出したり、涙がこぼれたりする事もあるかもしれませんが、恥ずかしがらないで、そのまま率直な感情を表現することが、最善の教育かも知れないと思います。

なお、きょうだい間の争いに関しては「憎しみの残らないきょうだいゲンカの対処法」アデル・フェイバ、エレイン・マズリッシュ著、きこ書房\1400をお奨めします。名著です。写真は子どもたちが作ったお神輿。プリンの部分が難しかったそうです。
mikoshi.jpg

[2007/09/08 16:37] | | トラックバック(0) | コメント(0)
読書
自転車の後輪がパンクしたので、のろのろと20分もかけて自転車やに行った。いつもの自転車やが閉まっているので、新しい店に行くと、チューブを変えるのがたった980円だった。いつもの店では5000円も取られていたのに!グヤジー!(T_T)でも良いこともあった。途中、信号待ちしている横断歩道で見つけた排水路の蓋。人の顔に見えませんか?

子ども向けの本を読んで、涙うるうるになることはあるが、ぽたぽたはあんましない。「カナスピカ」秋田禎信著(よしのぶ)講談社 少女が恋した相手は高度2万6499kmから地上に落ちた人工衛星だった…サイエンスファンタジーでもないし、単純な初恋物語でもない。途中子どもを誘拐するというプロットはありきたりだけど、少女の仲間意識を描く感情の機微やマシンである少年との会話が面白い、なんといっても最後の別れのシーンの描き方が絶妙。胸が(;_;)する。

その前に図書館の人に勧められて読んだ「夏の名残の薔薇」恩田陸著/文芸春秋社 昔「ジェニーの肖像」というジェニファー・ジョーンズ主演の映画があった。タイムスリップした恋人同士が互いの食い違う時間に出会い、切ない思いのすれ違いをもっとモザイクみたいに交差させ、複雑に描いたもの。恩田さんという作家を始めて知ったので、なんか一儲けした気分。

ついでに、子ども向けの小説では私の中では依然として「西の魔女が死んだ」梨木香歩/著小学館がダントツ。文庫でも出ています。

私が子どもの頃は、本が身近にない生活だったので、学校図書や親戚の家で借りていました。叔父が大学の書道の先生で、そこんちに行くとナントカ子ども文学大全集とか背表紙が厚い本の書棚があって、なぜか私は1冊の本をくりかえしくりかえし読んでいました。それが「南総里見八犬伝・東海道中膝栗毛」の抱き合わせの1冊。全集で最も魅かれたのは武井武雄の挿絵で、トランプに出てくるアーモンドの目をした、エルキュール・ポアロのような髭の人たちのうごめく物語に、ひたすら見入っていました。とさ。
20070824141841.jpg

[2007/08/24 14:19] | | トラックバック(0) | コメント(0)
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