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魅力的な人々
あわただしく急なスケジュールで、最近郷里の宮崎に帰った。
初日は、仕事を終えてその足で空港へ。

父と娘と待ち合わせして、行きの飛行機の中では久しぶりに
パニック発作を起こしかけ、初日の夜中には食べた物を
すべて吐き、こりゃ明日から自分だけはドロップアウトして
ホテルで寝ていようと思ったら
朝、思いのほか回復していた。

遠く離れた両親の祖先のお墓参りは、車と電車を乗り継ぎ
まず父方のばあちゃんたちと昼食をとり、すぐさま
母方の墓参りに電車に乗り、山の中の秘境ともいえる
北郷村美郷町の実家に泊まった。
すべて50歳代の私のいとこたちは
本当に人間として素朴で優しくて
男3人があぶりカツオのポン酢しょうゆの料理と
たくさんの野菜料理で持てなしてくれた。

未成年の娘にも「いこっちゃ」と言いながらワインと梅酒を次次につぐので
心配でならなかったが、47年ぶりの再会はめったにない
優しく楽しい酒盛りへと深夜まで続いた。

こんなに細やかな
こんなに優しい
こんなに楽しい思いを数年ぶりで味わった。

1級建築士になった二男の修二は、ベランダで野菜作りに専念し
今の社会や子どもの問題は、自分たちで野菜や
動物をはぐくむという食育を教育現場で真剣に取り組まないから
だんだん人間が残酷になり、道を外れるのだという。
55歳の修二は、ベランダに芽を出した野菜の目を間引きするときにも
「もぞなぎ~」(かわいそう)と思いながら根っこを抜くんだという。

いまどき、小さな食物の芽に悲しさを感じ
言葉に出し、命に対する尊厳やはかなさを、人はどこまで感じているのだろう。

田舎に我慢できず、人権活動へと向かっていった私は
彼らのようにおとなしく田舎町で一生を終える気にはなれなかった。
子どもの虐待を訴え、被害からの回復を探り、少しでも人の手助けができるようにと
走って走って走り続けた。

彼らも走ってきたのかもしれない。
私とは違った走り方で、それぞれの人生を全うできるように。
これからもきっと、深夜に酒を酌み交わし、
優しい心根で人を和ませ、彼らも私も一生を終える。

たくさんの人に出会い、人権を届ける影響力とは
また違った豊かなやり方で、人を和ませる。

魅力的な男たちに共通したのは、自然から恵まれた山や川の匂いだった。
かつては、家計を救うために年頃の女の子を芸者に売った祖先の子どもたちは
かつて不幸な出来事があったと思えないような
包容力と穏やかさ、人間の絆をいつくしむ人間へ成熟していた。

私はただひたすら嬉しかった。感謝した。
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[2010/09/08 21:10] | スピリチュアリズム | トラックバック(0) | コメント(1)
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[2013/02/04 09:25] | # [ 編集 ]
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